敵について

敵は基本的には魔の物です。

魔の物というのは人類の敵の総称で、

噂では魔の物は能力者が闇落ちした成れの果て、と言う噂もありますが

真偽は曖昧で、謎に包まれています。

 

 

魔物…知能も理性もなく、ただ人を襲うだけの生き物。人を喰らう上、共食いまでする。

会話などは不可能で分かり合うことはほぼ不可能だが、『意思疎通』の能力があれば味方にすることも出来る。だが魔物が暴走している際には通じない。

(討伐必要ランク:E~C)

 

 

魔族…人間にまあまあ近く、魔物よりは知能があります。仲間内でコミュニケーションをとり人間を襲い喰らう。共食いはしません。こちらは気性が荒いものが多く、攻撃的であるため『意思疎通』の能力があっても味方にはできない。

(討伐必要ランク:C~A)

 

魔神…一番人間に近い魔の物で人型になれる。知能も高く人間を凌ぐ場合もあり、

話し合いは可能で気性が荒いものも居るがほとんどが穏やかで友好的である。

食事は人間と変わらない。それか、魔力を摂取する。

(討伐必要ランク:A~S+)

 

魔神に関しては人を食べた、闇落ちした物だけが討伐対象になっているが、

魔神の爪・歯・髪・血液には非常に多くの魔力が保有されているため高値で売買される。

その為、闇落ちしていない殺す密猟者が増えている。なので人間との溝が深くなりつつあります。

 

魔力の摂取について

魔力の摂取は基本的に全種族同士で可能です。

魔の物の場合魔力が切れると砂になって崩れ落ち、死んでしまいます。

ですが崩れずに残る個体が稀にいますがその個体は闇落ちしてしまいます。

理由はまだ解明されておらず謎に包まれています。

摂取方法は体の一部を触れ合わせるだけで大丈夫ですが恋仲だと体の繋がりで摂取する場合もあるようです。

人間は全員魔力を持っていて魔力切れを起こしても闇落ちはしません。

日常生活等で本人確認の際に魔力の波紋で判断されます。因みに個人で魔力の波紋が違って、同じということありません。(コピーの能力を持っていれば真似ることは可能)

 

闇落ちについて

闇落ちするとどの種族でも目が赤くなり、肌が黒っぽくなります。

耳もとがり爪も鋭く、牙も生え、肉体が恐ろしく強化されます。

魔物や魔族が闇落ちした場合は魔神レベルの強さに至るので注意が必要。

闇落ちした場合どの種族、魔の物でも討伐ランクがA以上であることが必須になります。

闇落ちした敵を放置していけない理由としては、闇落ちの闇は感染するからです。

素手で闇落ちした者に触れると闇落ちによる闇が触れた部分から感染り徐々に黒くなっていきます。

 

人間が闇落ちした場合、人間だった頃の記憶は薄れ、憎しみが溢れ出し、

周囲にいる者(魔の物も含む)を無差別に襲ってしまいます。

親しかった者も愛している者も何も分からずに襲う彼・彼女らを元に戻す方法はまだ見つかっておらず、コールドスリープの術がかかった武器等で眠らせ、そのまま殺すか救う方法が見つかるまで眠らせ続けねばならない。人間の体だと闇落ちの際に得た力が強すぎて眠らせて置けるのは個体差があるが3~5年でそれ以降はいつ砂になり消えてもおかしくはない。

 

 

闇落ちの条件で一番有力な説が絶望の淵に立った時、と言われています。

 

 

 

これらは基準として設けただけですので、イレギュラー等の発生も十分あり得るかと思います。